ロバ

一頭のロバがいて、そいつは空腹で今にも死にそうで、早く何かを食わないともう逝ってしまいそう。そんなロバから等距離の二箇所に食べ物か飲み物を置いてやると、ロバはずっとどっちに行けばいいか迷いつづけてそこを動かずに死んでしまう、というたとえ話があって、その例え話のことをビュリダンのロバというのだけれど、そのビュリダンというのが人の名前であるということを今更ながら知った。
シュレディンガーの猫とかラプラスの悪魔と同じ。
当たり前といえば当たり前か。