スクランブル

若竹七海を買ったのでついでに書くけど、若竹七海のスクランブルという作品がものすごく好きです。ということを若竹七海の名前が出るたびに言っているので多分この日記を遡ると同じようなことを言っているかもしれないけれど気にせずにまた書きます。
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文芸部に所属している女子高生たちが主人公で、同窓会か何かで集まった時に高校時代に起こった事件をそれぞれが推理するような連作短編。
で、その文芸部の雰囲気が好きなのです。なんというか、運動会を張り切って全校生徒がやっちゃうような学校の空気になじめない文芸部の面々のマイノリティ感からでる毒気というか、そもそも学校という場の中で主流ではありえない文芸部という場に属している登場人物たちの雰囲気が好きなのです。単に僕が高校時代文芸部にいたからなんとなく親近感があるだけかもしれませんが。