紅一点論―アニメ・特撮・伝記のヒロイン像 (ちくま文庫)
斉藤美奈子の本は面白いから読めと薦められていたにもかかわらず二年くらい無視していたわけですが今日本屋に行ったら偶然斉藤美奈子という文字が目に飛び込んだので買ってみた。
この本は戦隊物に出てくるモモレンジャー的な位置づけの女の子はどうして一人しかいないのだろうねというところから着想を得て、ジェンダー論を繰り広げたり男の子の国と女の子の国の比較分析をする感じの本で、まだ全部読んでないので詳しいことは書きませんが面白いことは面白いです。
あと文章読本批評である『文章読本さん江』という本もこの人出してて、そっちのほうはまだ文庫化されてなかった。なんかチョムスキー生成文法系の本の隣に置いてあって、並ぶ位置が微妙に違う気がしないでもないと思った。