奇術師

昔いた二人の奇術師が喧嘩したりなんかしながら確執があって、その子孫がそこら辺の謎を解いたり自身に双子がいるらしいとかの謎をといたりする話。書いててよくわからんな。
つか、この人の『逆転世界』がすげえ面白かったのでこれも買って読んだんだけど、読みやすさはすごいんだけどいざ読み終えてみたらなんじゃこりゃって感じでした。オチが。ほんとにおれの思ったオチで解釈していいんだろうかと不安になってみたり。キーワードリンクで捕捉されてる日記を全部読んでみたり。こういうときにネタバレ感想日記があると便利だ。
つまらないっていうわけではなくて面白いんだけど、これはいったいミステリなのかSFなのかがよくわからない上にミステリっぽい書き口で、結末付近にあっけにとられるというか。小説内人物の記述した本が出てくるんだけどその記述が信用ならないっていうのを思いっきり無視してなんとなく読んでいたので、もう一度読み直してみればいろいろわかるかもなあと思った。