ゴスロリとか(長文ですよ)

最近本の感想と購入記録ばかりであまり自分のまわりのことを書いていなかったのは、単に自分のリアル生活圏のいろんな方面の人に見られている感が強まってきていてなんかいろんな本音が書きづらいなあという感じになってきていたからなのですが(まあ実際のところ誰も見ていなかったりするという自意識過剰的なことについてはまたべつのはなし)。何となく久しぶりに書きたいことでも書いてみようかと思ったりしたので書くことにします。突発的に。
で、もちろん書くことはゴスロリとかそこら辺方面のことについてなんですが。
たしか最後にゴスロリ服を着たのは多分10ヶ月前くらいのことで、実はそれ以来全然着てなかったりします。というのももちろん着る機会がないというのもあるんですが。他にもいろいろと理由を探してみることができて。
そもそもなんで着たかってことを考えてみると、ゴスロリ服が(女の子が着てるのを見るのが)好き!ってのだけではもちろんなくて、前にどこかで書いたかもしれないけど女の子に対する憧れからくる過剰な神聖化みたいなものによってなんか要するに「女の子は綺麗な服とか着れてかわいいのでうらやましい!(逆に男はかわいくないので汚らしいので死んだほうがいい!)」みたいなことであって、でも俺はその死んだほうがいい男だけどどうするよ? ってなるとじゃあ綺麗な服を着りゃちょっと近づけるかも!という(まあ書いてみたらすげえ短絡的なかんじっすね)。
これが着た理由。
まあ女の子が好き!っていう感情をこじらせただけなのかもしんないですね。
で、それからずっと着なかった理由は、多分近づけなかったからなんだろう。
もちろんゴスロリ服を着たときは化粧も特にしていなかったし、ほんとうに服を着ただけでなんの努力もしていなかったのだから、いろいろと努力をしていればひょっとしたらそれなりに近づけていたのかもしれないけれど。でも近づいてもそこにはもちろん死んだほうがいいことになっている男である自分がいるわけで、努力するには労力が大変必要なわけで、それでいて結局男は女ではないわけで、かといって物理的に女になりたいわけでは全然なくて単に女の子はかわいいなあという気持ちをこじらせているだけで、そんな感じで「まあいいか」となってるわけです。まあいいかのラインがもう少し上のほうにあったならばおれはいろいろ努力してがんばっていたかもしれませんね。絶対着ないと決めているわけではないけれど、積極的には着ないだろうなあという。
これがずっと着てなかった理由。
で、それから今までの間は、もちろん町で見かけたかわいい服を着たゴスロリっ娘さんウォッチを欠かしたことは無いのですが、なんとなくゴスロリ服に対する執着が薄れてきた気がします。
というか服全般に範囲が広がってきたというかなんというか、そもそもなんでゴスロリに限定していたのかがよく分からなくなってきていたり。多分ゴスロリに限定していたのはきっと、ひらひらの服→女の子女の子しすぎている!!ということなんだろうとは思うけれど。
あとゴスロリ服を着てからの変化といえば、自分の着ている服に関心が行くようになったことも大きいかもしれません。それまでは特に関心を払っていなかったんですが、ゴスロリ服とか探してるうちに服に注目が行くようになっていって、割と男の服にもいろんな種類とか系統があるのだなあとかそういうことが関心のうちに入るようになってきて、おとこおとこしくない服も探してみればいろんな系統があるのが分かったり、そういうものを探してみたり。それなりに。
落としどころとしてはなんとも非常に無難なところですが。