鷲は舞い降りた

鷲は舞い降りた (ハヤカワ文庫NV)

鷲は舞い降りた (ハヤカワ文庫NV)

第二次世界大戦チャーチルを誘拐するためにナチスの落下傘部隊のひとたちがイギリスに乗り込む話。
冒険小説とか戦記小説の類をほとんど読んだことがないのでよく知らないんですがこの作品は有名なやつらしいです。たしかに読み始めると止まらなかったしエンターテインメントとしては良質なのかもしんないっすね。登場人物もかっこいいし。主人公もそうだけど落下傘部隊に先んじてイギリス本土に潜入して工作活動をするはずが現地の女の子といい感じになって苦悩したりする陽気なアイルランド人とかも脇役なのにずいぶんと活躍するし。つか書いてみて思ったけど敵地に侵入して敵方の女の子といい感じになっちゃって困るなんてのは物語での役割がなんとも典型的な感じのような気がしないでもないっすね。
つーかこの本、続編が出てるんだけど、この本の最後で死んだはずの主人公が実は生きていたことになってるらしいです。なんだそりゃ。