北野勇作どうぶつ図鑑その4 ねこ

どうぶつ図鑑と書いてあるけど作者名見ればわかるとおりもちろん小説。短編が数編ついて100ページくらいで441円とこのお値段!6分冊なうえにハヤカワ文庫なので作品単価が高い高い。
で作品のほうはというと普段はあんまりネタばれとかを気にせずに感想を書いてるんだけどこの作品でそれを行うのは非常に申し訳ないというかなんというか、うーんとうならせるアイデアの使い方の作品があるので中身の話はやめます。
でも、『クラゲの海に浮かぶ舟』とかに代表されるような、郷愁感にあふれていてぐらぐらと世界があやふやでそれでいてまったりとしたテイストはそのままに。
ちなみに表紙のねこの折り紙がついてます。