神狩り
- 作者: 山田正紀
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1976
- メディア: 文庫
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なのだけど実際にはラストで倒すのは中ボス的なやつだけなのでなんともいえない消化不良感というか、俺たちの冒険はまだ始まったばかり状態なので、読み終えたあとなんか笑ってしまった。ってこれはネタバレだ。
まあそれでも呼んでて面白くないかといったら十分にエンターテインメントとして面白いし(つか少し昔のゲームをやっているような感じだ)、なにしろ30年前の作品でしかも最近神狩り2が出たらしいから消化不良感はそちらのほうで解消されて大団円になるんだろうし(読んでないからなんともいえないのだけれど)、読んでよかったとは思うのですが。なんだかなあ。
あとどうでもいい話だが、この物語では言語学のような話が割と重要になってくるのだけれど、それに関する薀蓄を読んでいたら、なんとなく昔受けていた生成文法の講義を思い出したりした。つーかほんとにどうでもいい話だ。